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「よさこい労務事務所」=竹内隆志氏、廃業へ

高知市南宝永町の「よさこい労務事務所」(代表=竹内隆志氏、高知市五台山)は、令和5年12月30日、社会保険労務士・行政書士事務所を廃業することを明らかにした。

竹内隆志氏のFacebookによれば、「よさこい労務事務所」は令和5年限りで廃業になるという。12月28日には、「安芸労基署に来ることも今日が最後か」「近くにあるケーキ屋さんで事務所職員と家族にチーズケーキを買って帰る」「最後は高知労基署で親しい監督官と世間話と情報交換。」などと投稿していた。

今後は、「収入が限られるため諸経費の断捨離をする」として、業界紙や高知新聞、印刷機のリースなどを解約した様子などを投稿している。

「よさこい労務事務所」は、令和5年8月までに、高知労働基準監督署より労働基準法24条違反の疑いで臨検を受け、最終的に是正勧告が下されていた。社会保険労務士が労働基準法違反で是正勧告を受けることは異例。

この是正勧告を受けて、被害者の元従業員・宮城史門氏が懲戒請求や措置請求、刑事告訴などを提起しているが、これらに対する判断が下されない中での今回の措置となった。

竹内隆志氏が被申立人(被告)となっている行政審判で代理人を務める大塚丈弁護士(高知弁護士会)は、「よさこい労務事務所」の廃業は、宮城史門氏によるインターネット等を通じた業務妨害行為が大きな原因となったと主張している。

これについて宮城史門氏は、「竹内隆志氏は、私の在職当時から、『もう廃業したい』『やり直せるなら公務員になりたい』などと事あるごとにぼやいていました。今回の廃業は、そのような竹内隆志氏の念願叶ってのことと思われ、私のせいだというのはお門違いです。また、竹内隆志氏のご子息は高知県庁にお勤めとのことで、ご尊父の夢を叶えてくれたものではないかとも思います。」とコメント。

日本年金機構のシステムでも、令和6年2月1日付けで社会保険適用事業所の廃止手続がされていることが確認できた。宮城史門氏がパワーハラスメントの加害者であるとして告発していた女性も、「廃業」に伴いよさこい労務事務所を解雇され、1年と持たず職を失い、ハローワークへと逆戻りしたことが想定される。

宮城史門氏は、これについても「仮に雇用主に同調したものや雇用主の指示に基づくものであったとしても、パワーハラスメントの幇助、教唆が最後には加害者本人に破滅をもたらすことが確認された。社会的に歓迎されるべき出来事」と言葉少なにコメントした。

宮城史門氏は、「よさこい労務事務所」在職中、竹内隆志氏及び同僚の女性からパワーハラスメントを受けたとして弁護士に依頼して内容証明郵便を送り、労働組合を通じて団体交渉を申し入れるなどしていた。これに対して、竹内隆志氏と女性はパワーハラスメントにあたるとの評価を否定しているが、宮城史門氏は、女性が竹内隆志氏のパワーハラスメントに加担した後に時給を上げてもらうなどの利益を得ており、報酬を得てパワーハラスメントを業としているとして強く反発していた。

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