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旧統一教会信者、ジャーナリストの鈴木エイト氏に一部勝訴か

旧統一教会の信者である後藤徹氏がジャーナリストの鈴木エイト氏(本名=田中清史)を名誉毀損であるとして訴えた訴訟において、令和7年1月31日、東京地方裁判所が後藤氏側の請求を一部認める判断をしたようだ。支持者とみられるネットユーザーがX上で報告している。鈴木エイト氏は、提訴を受けて「負ける要素は1mmもない」などとコメントしていたとされるが、情報によれば11万円の限度で請求が認められ、後藤徹氏側が一部勝訴したとされる。

元衆議院議員の立花孝志氏も、「この判決は、統一教会が勝って、テレビが負けたと言える判決です!」などと発信している。

一方で、鈴木エイト氏側の支持者は本人が「勝訴」と掲げる写真とともに、鈴木エイト氏が「やや勝訴」したなどと発信している。名誉毀損訴訟の認容額は20万円前後、多くとも100万円程度が相場。11万円に限り請求が認められたという情報が事実であれば、それ以外の部分については鈴木エイト氏側の勝訴と評価することもできる。支持者の発信と垂れ幕は、このような評価を前提としているものとみられる。

支持者による発信後、鈴木エイト氏は、判決では請求額の1%程度だけが認容されており、「鈴木エイトからメディアの世界から仕事を取り上げられる」目的で仕組まれた言論封殺のスラップ訴訟であるとの見解を表明した。控訴するという。

裁判所で統一教会や統一教会信者・関連団体の主張が一部でも認められることは珍しい。後藤徹氏は、別の事件でもマンションに「拉致監禁」されて脱会を強要されたことについて裁判所で主張が認められたとしている。旧統一教会をめぐっては、代理人や顧問弁護士として活動している弁護士3名に対し、聴覚障害の当事者や都内の労働組合が、弁護士としての品位を欠く言動があったとして懲戒請求書を提出している。

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