宮城史門氏、よさこい労務事務所（竹内隆志氏）を労働基準法違反で刑事告訴

宮城史門氏は、元勤務先の「よさこい労務事務所」（廃業、代表＝竹内隆志氏、高知市五台山）を労働基準法違反で刑事告訴していたことを明らかにした。

告訴容疑は、竹内隆志氏が令和5年4月頃、宮城史門氏に支払うべき通勤手当のうち4200円を支払わなかった疑い。告訴状は令和6年11月11日付。

通勤手当の未払については、令和5年8月、高知労働基準監督署が労働基準法違反にあたるとして是正勧告を出していた。社会保険労務士が労働基準法違反で是正勧告を受けることは異例。

宮城史門氏は、給与計算のシステム上、3月に4200円が支払われた通勤手当が4月に誤って0円になることはあり得ず、意図的な不払いであると主張している。また、是正勧告にあたり、竹内隆志氏は「宮城が自ら給与計算をしていた」などと弁明していたものの、竹内隆志氏が作成した案件の分担表が存在し、そこでは森下亜理沙氏という別の従業員がよさこい労務事務所の給与計算を担当していたことが明らかになっているという。

宮城史門氏は、「案件の分担表によれば、私ではなく、森下亜理沙氏が給与計算をしていたことは明らか。これを前提とすると、竹内隆志氏は労働基準監督署に虚偽の説明をしたと言わざるを得ず、不誠実な対応であり社会保険労務士としては大変遺憾。実際に、竹内隆志氏の弁解を踏まえても既に是正勧告が下されている。」とコメントしている。